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【写実】と【アニメ】と【animation】 ~宮崎アニメ人気の理由~ 

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しばしばこのブログ内で、アニメanimationという言葉を使い分けたり

明らかに実写ではないのに実写的、あるいは写実的と表現することがあります。

今、「んなこたねーよwwwいつも結局下ネタとアイマスばっかりじゃんwww」なんて思った方、間違ってます。

たまには高尚な分析もしてましたっ! 誰も見てなくてもGoogle検索様がお見通しです!


 



                 ・・・・・うそですごめんなさい。




えーと、そういうわけで私の考える Animationアニメ写実 の違い、

ジャンル分けについての話です。

以下、キャラデザインのジャンルを大きく3つに分けて進行します。

A  Animation(=animation)
B  アニメ(=anime=japanese anime)
C  写実(=写実的モデル=実写的モデルなど)


今回例として用いたのは3Dモデルです。

2Dですと、シーンごとの作画におけるパーツの大きさに差が出てくるケースが多いため

単純比較の行いやすい3Dモデルを対象としました。



登場いただくのは以下の御三方です。

A Animation代表  映画    トイストーリー3より ジェシー
B アニメ代表      ゲーム   アイドルマスターより 高槻やよい
C 写実代表      ゲーム  ファイナルファンタジーXIII(?)より 謎の美人さん
                     (↑わかる方いらっしゃいましたら教えてほしいです)

         A                 B                  C
あにめとあにめ1


ここで重要になるのはやはり、目のサイズです。

彼女たちの頭の長さと目の比率を計測してみました。

頭の長さの計測部位は頭のてっぺんより少し前

(専門的には小児期に大泉門と呼ばれる場所のようです。)からあごの先まで。

あにめとあにめ2


目の大きさはそのままの意味ですね。以下のようになりました。

         A                 B                  C
あにめとあにめ3



さて、この長さの比を、目の大きさを1として表してみました。

目が大きいほど数字が小さくなります。


あにめとあにめ4
         A                 B                  C


A 6.45 (眼頭)
B 6.43 (眼頭)
C 13.38 (眼頭)

単位は眼頭。頭身的な意味で、目に対する頭のサイズです。目頭ですと 「めがしら」 になってしまうので。


いかがでしょうか。AとBの数字が異常に近いのは測定誤差もあるため、さほど重要ではありませんが

Cだけ異常に大きな数値を示していることはおわかりいただけたと思います。

では実写は?そう思って未だに私が最も好きな女優さんである、稲森いずみさんで計測してみました

あにめとあにめ5



結果→12.18 

まさかのFF超えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!  

・・・・・うん、ちょっと手心入ったかもしれない。

しかし、FFの描写がアニメでもanimationでもなく、実写に近いことは御理解いただけたと思います。




さて、次の問題。ここが難問です。

アニメ(japanese anime) と animation の違いはどこに?



男性には簡単に説明できるんです。

裸を見て 「おっきするかも」 と 「そりゃねーよwww」 の違い。これだけ。


いやそんなアニメで「おっき」なんてナイナイとか言ってる人はこちらをどうぞ。

おっきは言いすぎかもしれませんが、少しは性的に「ぴくっ」と感じませんか?





          ・・・・・・ふぅ。 御理解いただけたところで次に参りましょう。






さて、こうなるとちょっと触れてみたくなるのは日本アニメ界の巨匠、宮崎駿監督のアニメです。

3Dモデルではないため、どうしても誤差が大きく出てしまいますが

今回は初期作である 「風の谷のナウシカ」 から 「ナウシカ」 と、

比較的後期の作品である 「もののけ姫」 から 「サン」

二人の少女キャラで計測してみました。

まにめとあみめ7

まにまにめ



なるほどと言いたくなる結論で、実は私が驚いたのですが

写実でもなく、アニメでもなく、animationでもなく、見事な比率で作画されているのがわかると思います。

初期は今よりもっと 「アニメ」 寄りだったということでしょうか。

そして、もし彼女たちが目の前で微笑みながら服を脱げばおっきしてしまう男性が過半数でしょう。 

ロリコンもへったくれもありません。ここまでは自然の節理なので仕方ありません。

よって、やはり彼女たちのルーツは日本のアニメ 「 japanese anime 」 にあると考えて間違いないでしょう。


【結論】

単位:眼頭により計測

12↑   →  実写、写実的モデル

7~9    →  宮崎アニメなど

7↓    →  萌えアニメを中心としたアニメ、animation


【今後の課題】

1 不気味の谷が10~12眼頭にあるのでは?という仮説の検証
  (直接に結びついているとは思えませんが、どうも気になるのです)

2 他の歴史的作品での検証(サザエさんやドラえもん、クレヨンしんちゃんなど)

3 女性、また一部の男性に対し、合理的な「アニメ」と「animation」の差異に関する説明。


以上、御静聴ありがとうございました。



   ・・・・・目が大きくて色気があれば「アニメ」って

       みんなが 「うすうす気づいてること」 を言おうとしただけなのに、なにこの大惨事。





   続編できました!→ 【写実】と【アニメ】と【animation】2




20091219
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テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

tag : アニメ眼頭animation眼頭比

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非公開コメント

No title

 お邪魔します。楽しそうだなあ。
 さてその昔、松本零士御大のアニメが全盛期だったころ、目の縦横比というのが、美しい女性キャラの指標であった時期がありました。面長で切れ長の目の女性。単純に銀河鉄道999のメーテルを思い出していただいてもかまいません。それがミンキーモモやクリーミーマミに代表される魔法少女ものと融合し、萌えアニメに拡散したときに、目自体が「丸」を基調に描かれた背景で、横長の目というジャンルは、完全に衰退したように思います。きちんと確認してないのですが、ここには「芦田豊雄」(魔神英雄伝ワタル、ミンキーモモ)や「高田明美」(クリーミーマミ、うる星やつら)という、時代のキャラクターデザインの仕事が重要な仕事をなしているという気がします。
 もう1点、FFのようなCGとピクサーやディスニーのCGだと、やはり大きな違いがあるのですね。どちらも私にとっては気持ちが悪いのですが、ディズニー系の顔を見る限り、「Animation」なのですね。目が大きいもの。しかもクラッシクのミッキーマウスは、あの目の大きさで、フルアニメでまばたきしやがるんですから。ただし目の大きさが大きくても、面長なキャラクターは大人として描かれます。ディズニー系のキャラクターの作り分けのパターンは、現行の日本アニメよりも少ないことの証明になると思うのです。以上、私見まで

相互リンクお願いします

なかなか面白い検証ですね!

相互リンクできたらお願いします。

Re: No title

>波のまにまに☆ さま

ベロンベロンでもベロン見るためにがんばって逃げ出してきた私が
(日本語訳:サッカークラブ世界一決定戦の決勝見るために忘年会二次会から逃げ帰ってきた私)
こんな見事なコメントのお返事なんて書いて良いんでしょうか。

・・・・うん、ごめん、正直もうやだ。ここまで考察されて何を書けと?゚・(つД`)・゚・

でも負けない!

えっと、松本女なんですよね。あの存在は確かに不思議で、
その後の流れとは一線を画すように感じられてなりません。

しかしあの絵も「艶」がありますよね・・・・。難しい。

なので「融合した」というご考察に「ほう!」と思ってしまいました。
私自身がリアルタイムであの世代を生きていれば、もう少し熱を持って分析できるのでしょうが
当時の空気感や他作品との兼ね合いが感覚的にどうしても理解しづらく、
苦戦してるというのが正直なところです。

ディズニーのフルアニメの動きは本当にヌルヌルで、別の「不気味の谷」が発生しそうになるほどですものね。
質量保存の法則を完全に無視した「まばたき」はともかくw

>ディズニー系のキャラクターの作り分けのパターンは、
>現行の日本アニメよりも少ないことの証明になると思うのです。

なるほど!これ意図してやってるのかなあ。いや、一瞬だけ「スターシステム」に似た何かがよぎってしまいまして。
結局「アメちゃんのやることはようわからんのう・・・・」とボヤいてみるだけだったりします。

さって酒が呑めるぞー♪ ビール呑みながらベロンだあああ。


失礼いたしました。見事なコメントをいただき、ありがとうございました。

Re: 相互リンクお願いします

>地球連邦軍第101空挺師団さま

はじめましてー
>なかなか面白い検証ですね!

ありがとうございます。こんなアホばっかやってますが、一緒に遊んでいただけたら嬉しいです。

リンク張らせていただきました。

コメントいただき、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
 プロフィール

がたがた

Author:がたがた
ぬるめのアニヲタ。

元々は映画ばっか見てた
いい年こいたおっさん。

「最近アニメ盛り上がってるし
 何か見てみようかな」

   (゚∀。)

うっかりそのままアニメにはまる。
今では立派に釘宮病。

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