「切る」ためのアニメレビュー

モデルは10年ちょっと前にその界隈で一世を風靡したバンド

サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんで間違いありません。

その界隈というのはロッキング・オンであり、渋谷系だとか言われたあの界隈です。

セカンドアルバム　「東京」　は、誇張なしに私が最も好きな邦楽CDです。

　　　　　　　　　
（アマゾン→■）


当時はちょっと変な時代で、オリコンやテレビでは小室哲哉プロデュースのアーティストがバカ売れしてて

「アムラー」　なんて言葉もあったり、マスメディアはそんなメジャータイトル一辺倒なのに、

タワレコ渋谷店の売上ランキングではこの　「東京」　が一位だったり。

その界隈では　「アムラー」　に対抗して　「ソガバー」　なんて言葉も出てきたり。

今でこそ大御所的位置に鎮座してる音楽雑誌、ロッキングオンジャパンも

表にこそ出しませんでしたが　「反メジャーアーティスト」　という旗印を掲げてた、そんな時代で。

このロッキングオンジャパンでも、破格の扱いを受けていたのがこのCD　「東京」　でした。

（ソガバー：キムタクを狙って長髪にしたのにイケてない男性のことです。語源はもちろん……。）


　　　　　　

最近はまあこんなご時世ですから、

あんなところやこんなところを探せばCDを買わなくても聞くことはできますし、　　　　　

私のように思い入れの強い人間の評価なんてあてになるもんじゃありませんしね。

ま、気が向いたら試しに聞いてみてもらえたら嬉しいかなと。お気楽に。



でも、どうしても耐えられないのでこれだけは言わせて下さい。


もし気に入っていただけたとしても絶対CD買っちゃダメです。ダウンロード販売なんてもっての他です。

今、サニーデイの音楽をCDで聞いてみたいとおっしゃる方には再結成後に出た新譜の方をオススメします。

こちらには　「今」　の空気がありますので。（本日は晴天なり→■）





　　しつこいですが、　「東京」　というCDは絶対に今買っちゃダメです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（※平成22年5月現在）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　


この　「東京」　というCDは、魚や野菜と同じなんですよ。旬があるんです。

パッケージの中には、春がぎゅうぎゅうに詰まってるんです。

ですから他の季節に開けると詰まってた春が一瞬で吹き飛んでしまって勿体無いですし、

春の詰まってないダウンロード販売なんて問題外なんです。



あちこちで聞いて、気に入って頂けた方は

来年の冬が終わりレミオロメンの　「三月九日」　が流れる頃に

「あーそう言えば」　と思い出してサニーデイ　「東京」　のパッケージを開けていただけたら。

たぶん、きっと素晴らしい　「春」　になりますよ。




　　　　最上なのは、今現在高校三年生の方ですね。



　　　　次の世界が、進学でも、就職でも、浪人でも、フリーターでも、なにもなくても、きっと。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ところで。曽我部恵一さんご本人もどうやら興味を持たれた模様でｗｗｗｗｗｗｗ



どうなることやら。





次出てくるのは宮本浩美？千葉裕子？吉井和美？向井秀子？原作は読まないので色々想像してます。

最後に蛇足ですが、もしサニーデイをご存知であればスーパーカーをご存知の方も多いでしょう。

あのミキちゃん、最近ボーカロイドとしてもニコニコ動画などで活躍してますよー。

こんな感じで。（→■）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



かべがみ！！

（下手ですが思い入れのあまりに作ってしまいました。↑クリックで大きくなりますー。）





【参考URLなど】

サニーデイ・サービスオフィシャルウェブ　→■

曽我部恵一：wikipedia　→■

曽我部恵：ニコニコ大百科　→■　　　　　　　　　　　　　　　　　　

SF-A2 開発コード miki：ニコニコ大百科　→■


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しっかしアレだよなー。山中さわ子といい、劇中に転がる小物といい

京アニはうちらの世代狙って刈りに来てないか？

↓むぎゅ！


20100519