リアル版まんが日本昔ばなし【蟲師】

蟲師 (むしし)
【どこで切る?】
1話+4話で。
(DVDだと2枚になってしまいます)
【期間】
1期2クール
【その他色々】
ちょっと奥さんこの顔見てくださいよ。誰かに似てません?

どう見ても間黒男です本当に(ry

このキャラクターが日本各地の奇妙な現象を解決する話・・・・なんです。3話までは。
この序盤の構成のせいで、大きく勘違いしやすいのです。
彼はブラックジャックではありません。
当然ギャラリーフェイクのフジタでもありません。
全編にわたってやたら目玉がボトボト落ちますが
もちろん鬼太郎でもありません。

表現するなら多少善人になった喪黒福造です。

基本、傍観者なんですよね。
だから登場人物は半ば運命的に不幸に巻き込まれ、
蟲師の助言に頼るも結局失敗するみたいな。
手術は成功しましたが、患者は死にました的話が多いんですよ。
その原因を考えてみると、主人公も登場人物も、コミュニケーション不全なんです。
人類最大の知恵である (と私が勝手に考えている) 人と協力することができず
結果として運命に抗えずに、フラグ通りの悲劇が連発します。
最終話近くなってやっと主人公も学習するのですが・・・・・・。
というわけで、ブラックジャックやギャラリーフェイクを見るような
「物語解決型」 の思考でこの作品を見ると、イライラして仕方がありません。
しかし、途中で気付いたんです。この妙な感覚はデジャブだと。
子供の頃 「まんが日本昔ばなし」 を見ていて時々感じてた、あの感覚と同じなんです。

「まんが日本昔ばなし」 を簡単に説明しますと。
2期だけでも1976年1月から1994年3月まで放送された
長寿アニメ番組で、土曜の夜のお約束でもありました。
そして日本各地の民話、神話、昔話、怪談などを元ネタにしてましたので
たまに、本当に理不尽な不幸話があったりするんですよ。それと同じで。
この蟲師というアニメも、感情移入したら負けです。
遠い昔話でも聞く感覚で見るのが正解。
それにしちゃ最初の1~3話まではブラックジャックよろしく活躍したり、
他の登場人物が全て和装なのに対し
主人公は現代的洋服を着てなおかつフランクな言葉遣いなんて
少し罠を張りすぎだと思うのですけれど、ね。
はっきり言いますが、私はこの作品のような神話、運命論的価値観が嫌いです。
ある意味真逆の価値観である 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 や
今各所で話題になってる 「あるネット小説」 を大好きな理由は
どちらも神話、運命論的価値観にケンカを売る話だと解釈できるから、というほどに。
また主人公の専門職的矜持や立ち振る舞いも、ハッキリ言って嫌いです。
※ 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 に関する拙ブログ内レビュー記事はこちら→■
「あるネット小説」 はまだレビューにしておりませんがとりあえずこちら。
( 魔王 「この我のものとなれ、勇者よ」 勇者 「断る!」 )→■
・・・・・・だからイライラしたんです、それでも。
実はブログ始めてからも相当数のアニメを途中で投げてます。そして記事にしてません。
なのにこの 「蟲師」 、これだけ嫌いだと思いながら最後まで見ちゃったんですよ。
途中で 「まんが日本昔ばなし」 と気付いてからは、なんだかんだで面白かったんです。
映像は綺麗で瑞々しく、明治維新を経なかった日本という世界観も良く、
雰囲気と音楽も凛としていて清々しく、何より一話完結というのも素晴らしい点で。
作品の訴える価値観を嫌いな私でさえ、見方にさえ気付けば 「面白い」 と感じる作品です、
好きな人にとってはたまらないでしょう。
まずは作品に入り込まず、一歩距離をおいて見てみて下さい。
民話や昔話を読む、そんな気分で。
1話~3話のハッピーエンドコンボに張られた感情移入の罠を回避するため
1話→4話と見ることをオススメします。
一話完結ですので、ストーリー的には全く問題ありません。
この二話を見終わったら、そこで判断していいかと。
以降の話の内容、テンションは、ほぼその間で推移します。
主人公やその他登場人物のアホさ加減も終盤までそのままです。
[Animax HK] 蟲師 OP
さいごに。
この作品、フラグ回収率が異常に高く。
死亡フラグも不幸フラグも幸福フラグもビシバシ回収されます。
また、ぶっちゃけ名作と評価されている作品でもありますが、
それはちょっと過剰評価ではないかと。名作だとしても相当人を選びますよ、コレ。
「まんが日本昔ばなし」 や 「世にも奇妙な物語」 を期待されるのであればよいと思うのですが
もし妖怪モノをお探しでしたら、夏目友人帳 (→■) を先に試した方が幸せになれるかも・・・・・・。
・・・・・・この記事書いてる時に、あそこやあそこで 「ま○が日本○ばなし」 を検索したら
アニメ本編がボコボコ出てきてちょっと驚いた。
【参考URL】
蟲師:ニコニコ大百科(→■)
まんが日本昔ばなし:ニコニコ大百科(→■)
↑この記事、秀逸。
笑ゥせぇるすまん:ウィキペディア(→■)
ブラック・ジャック:ニコニコ大百科(→■)
このアニメ、興味深いことに原作ファンから概ね高評価で。原作に忠実というのもあるでしょうが。
『原作から入ると、最初から 「まんが日本昔ばなし」 的に見れば良いことが理解できてるから』
というのがその理由だと思うのです。私は原作読んでませんけどね。
20100501
↓べっ、別に(ry


このキャラクターが日本各地の奇妙な現象を解決する話・・・・なんです。3話までは。
この序盤の構成のせいで、大きく勘違いしやすいのです。
彼はブラックジャックではありません。
当然ギャラリーフェイクのフジタでもありません。
全編にわたってやたら目玉がボトボト落ちますが
もちろん鬼太郎でもありません。

表現するなら多少善人になった喪黒福造です。

基本、傍観者なんですよね。
だから登場人物は半ば運命的に不幸に巻き込まれ、
蟲師の助言に頼るも結局失敗するみたいな。
手術は成功しましたが、患者は死にました的話が多いんですよ。
その原因を考えてみると、主人公も登場人物も、コミュニケーション不全なんです。
人類最大の知恵である (と私が勝手に考えている) 人と協力することができず
結果として運命に抗えずに、フラグ通りの悲劇が連発します。
最終話近くなってやっと主人公も学習するのですが・・・・・・。
というわけで、ブラックジャックやギャラリーフェイクを見るような
「物語解決型」 の思考でこの作品を見ると、イライラして仕方がありません。
しかし、途中で気付いたんです。この妙な感覚はデジャブだと。
子供の頃 「まんが日本昔ばなし」 を見ていて時々感じてた、あの感覚と同じなんです。

「まんが日本昔ばなし」 を簡単に説明しますと。
2期だけでも1976年1月から1994年3月まで放送された
長寿アニメ番組で、土曜の夜のお約束でもありました。
そして日本各地の民話、神話、昔話、怪談などを元ネタにしてましたので
たまに、本当に理不尽な不幸話があったりするんですよ。それと同じで。
この蟲師というアニメも、感情移入したら負けです。
遠い昔話でも聞く感覚で見るのが正解。
それにしちゃ最初の1~3話まではブラックジャックよろしく活躍したり、
他の登場人物が全て和装なのに対し
主人公は現代的洋服を着てなおかつフランクな言葉遣いなんて
少し罠を張りすぎだと思うのですけれど、ね。
はっきり言いますが、私はこの作品のような神話、運命論的価値観が嫌いです。
ある意味真逆の価値観である 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 や
今各所で話題になってる 「あるネット小説」 を大好きな理由は
どちらも神話、運命論的価値観にケンカを売る話だと解釈できるから、というほどに。
また主人公の専門職的矜持や立ち振る舞いも、ハッキリ言って嫌いです。
※ 「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 に関する拙ブログ内レビュー記事はこちら→■
「あるネット小説」 はまだレビューにしておりませんがとりあえずこちら。
( 魔王 「この我のものとなれ、勇者よ」 勇者 「断る!」 )→■
・・・・・・だからイライラしたんです、それでも。
実はブログ始めてからも相当数のアニメを途中で投げてます。そして記事にしてません。
なのにこの 「蟲師」 、これだけ嫌いだと思いながら最後まで見ちゃったんですよ。
途中で 「まんが日本昔ばなし」 と気付いてからは、なんだかんだで面白かったんです。
映像は綺麗で瑞々しく、明治維新を経なかった日本という世界観も良く、
雰囲気と音楽も凛としていて清々しく、何より一話完結というのも素晴らしい点で。
作品の訴える価値観を嫌いな私でさえ、見方にさえ気付けば 「面白い」 と感じる作品です、
好きな人にとってはたまらないでしょう。
まずは作品に入り込まず、一歩距離をおいて見てみて下さい。
民話や昔話を読む、そんな気分で。
1話~3話のハッピーエンドコンボに張られた感情移入の罠を回避するため
1話→4話と見ることをオススメします。
一話完結ですので、ストーリー的には全く問題ありません。
この二話を見終わったら、そこで判断していいかと。
以降の話の内容、テンションは、ほぼその間で推移します。
主人公やその他登場人物のアホさ加減も終盤までそのままです。
[Animax HK] 蟲師 OP
さいごに。
この作品、フラグ回収率が異常に高く。
死亡フラグも不幸フラグも幸福フラグもビシバシ回収されます。
また、ぶっちゃけ名作と評価されている作品でもありますが、
それはちょっと過剰評価ではないかと。名作だとしても相当人を選びますよ、コレ。
「まんが日本昔ばなし」 や 「世にも奇妙な物語」 を期待されるのであればよいと思うのですが
もし妖怪モノをお探しでしたら、夏目友人帳 (→■) を先に試した方が幸せになれるかも・・・・・・。
・・・・・・この記事書いてる時に、あそこやあそこで 「ま○が日本○ばなし」 を検索したら
アニメ本編がボコボコ出てきてちょっと驚いた。
【参考URL】
蟲師:ニコニコ大百科(→■)
まんが日本昔ばなし:ニコニコ大百科(→■)
↑この記事、秀逸。
笑ゥせぇるすまん:ウィキペディア(→■)
ブラック・ジャック:ニコニコ大百科(→■)
このアニメ、興味深いことに原作ファンから概ね高評価で。原作に忠実というのもあるでしょうが。
『原作から入ると、最初から 「まんが日本昔ばなし」 的に見れば良いことが理解できてるから』
というのがその理由だと思うのです。私は原作読んでませんけどね。
20100501
↓べっ、別に(ry

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No title
全話見ましたが、わたしが嫌いな
「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」
ばかり出てくるので辟易しました。
話自体はよくできていましたが……うーむ。
この作品苦手。
「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」
ばかり出てくるので辟易しました。
話自体はよくできていましたが……うーむ。
この作品苦手。
No title
> ポール・ブリッツ さま
>「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」
いやーこれ本当にその通りでしたね。
最近は江戸時代の「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」 というイメージは
明治政府の宣伝による部分が大きいなんて説もありますが
そんなもん全く気にしてないような作り・・・いやでもこれ明治ぐらいかwww
そう、これ苦手な人、意外と多い気がするんですよね。
なのに「落ち着いた作り」でオススメアニメの
ファーストチョイスとして選ばれてるような気配もあって、
「いやいやそれはちょっと待ちなっせ」
ってな気持ちで作った記事でした。
コメント、ありがとうございましたー!
>「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」
いやーこれ本当にその通りでしたね。
最近は江戸時代の「地味で暗くて貧しくて陰惨な日本の田舎」 というイメージは
明治政府の宣伝による部分が大きいなんて説もありますが
そんなもん全く気にしてないような作り・・・いやでもこれ明治ぐらいかwww
そう、これ苦手な人、意外と多い気がするんですよね。
なのに「落ち着いた作り」でオススメアニメの
ファーストチョイスとして選ばれてるような気配もあって、
「いやいやそれはちょっと待ちなっせ」
ってな気持ちで作った記事でした。
コメント、ありがとうございましたー!
No title
魔王の話面白い・・・これはいい小説にめぐり合えましたよ!
私も「ウォッチメン」というアメコミの最高峰の一つと言われてる作品にであってからは、神話的な御約束とか運命とか、「仕方ないこと」で済まされてる様な事に対して「NO!」を突きつけるような話が好きですね。
目的の為に鋼鉄の意志をもってして妥協しないように生きる様ってのは美しいなぁーという感じです。
まぁだからと言って、そうでない作品を嫌ってるかと言われればそうでもないんですが、初っ端の印象は大事ですものね・・・
原作をちょこっとかじって、アニメをとびとびで見たタチの私に抜かりはなかったのだ・・・!
つまり、アニメから入った人は犠牲になったのだ・・・新参ホイホイと原作再現の犠牲にな・・・
私も「ウォッチメン」というアメコミの最高峰の一つと言われてる作品にであってからは、神話的な御約束とか運命とか、「仕方ないこと」で済まされてる様な事に対して「NO!」を突きつけるような話が好きですね。
目的の為に鋼鉄の意志をもってして妥協しないように生きる様ってのは美しいなぁーという感じです。
まぁだからと言って、そうでない作品を嫌ってるかと言われればそうでもないんですが、初っ端の印象は大事ですものね・・・
原作をちょこっとかじって、アニメをとびとびで見たタチの私に抜かりはなかったのだ・・・!
つまり、アニメから入った人は犠牲になったのだ・・・新参ホイホイと原作再現の犠牲にな・・・
No title
>ヒップホッピー さま
小説、気に入ってただけたようで嬉しいです。
今あちこちで本当に話題になっているので、もしかしたら・・・・なんて思ってしまいます。
長すぎていまだ読み終わらず、レビューに出来ないのがもどかしいですがwwww
蟲師ですが、原作の割り振りを見る限り、1巻の構成が
躁→躁→鬱なんですよね。これぐらいならいいのだけれど。
これがアニメだと
躁→躁→躁→鬱 になってて。
この構成に、疑問を感じてしまうのです。
いや、テレビアニメですから最初に「切」られたらおしまい、ってのはわかるのですけれど、ね。
コメント、ありがとうございましたーっ!
小説、気に入ってただけたようで嬉しいです。
今あちこちで本当に話題になっているので、もしかしたら・・・・なんて思ってしまいます。
長すぎていまだ読み終わらず、レビューに出来ないのがもどかしいですがwwww
蟲師ですが、原作の割り振りを見る限り、1巻の構成が
躁→躁→鬱なんですよね。これぐらいならいいのだけれど。
これがアニメだと
躁→躁→躁→鬱 になってて。
この構成に、疑問を感じてしまうのです。
いや、テレビアニメですから最初に「切」られたらおしまい、ってのはわかるのですけれど、ね。
コメント、ありがとうございましたーっ!
No title
がたがたさん、こんにちは!
久しぶりに知ってる作品でしたので、一筆計上に参りました~
まずは主人公の「顔」から。
私は『鬼太郎』に似てるな・・・と感じました。
イケメンでもなく感情の起伏も少ない主人公ですが、逆に勝手に色々想像で過去や性格、エピソードを作り易いと思います。
多分私のような人種にとっては(笑)
遊び甲斐のあるキャラクターが一部の人に受け、高評価に繋がっているのではないでしょうか?
私はコレ、大好きな作品です。
語りの土井美加 さんの声の力が大きいです。
そして毎回楽しみにして、食い入るように見たのは『背景』でした。
アニメ「蟲師」の真の主役は、この美しい自然を描いた『背景』だったと私は勝手に思っています。
がたがたサンのように多くのアニメを凌駕された方なら、もっと背景の素晴らしいアニメをご存知でしょうが、私には、最近見たアニメでは1,2の美しさでした。
私にとっては高評価の作品ですが、我家の小学男子にとっては、全く関心のない作品であった事をお伝えして、今回はおしまいにさせて頂きます。
久しぶりに知ってる作品でしたので、一筆計上に参りました~
まずは主人公の「顔」から。
私は『鬼太郎』に似てるな・・・と感じました。
イケメンでもなく感情の起伏も少ない主人公ですが、逆に勝手に色々想像で過去や性格、エピソードを作り易いと思います。
多分私のような人種にとっては(笑)
遊び甲斐のあるキャラクターが一部の人に受け、高評価に繋がっているのではないでしょうか?
私はコレ、大好きな作品です。
語りの土井美加 さんの声の力が大きいです。
そして毎回楽しみにして、食い入るように見たのは『背景』でした。
アニメ「蟲師」の真の主役は、この美しい自然を描いた『背景』だったと私は勝手に思っています。
がたがたサンのように多くのアニメを凌駕された方なら、もっと背景の素晴らしいアニメをご存知でしょうが、私には、最近見たアニメでは1,2の美しさでした。
私にとっては高評価の作品ですが、我家の小学男子にとっては、全く関心のない作品であった事をお伝えして、今回はおしまいにさせて頂きます。
No title
>ローガン渡久地 さま
こんにちわ!
まずは主人公についてですが、鬼太郎のオマージュだろうなってところまでは気付いたんですよ。
しかしその先がわからなかった。
なるほど無口で比較的色の薄いキャラだと好きに色付けできるわけですねっ!
具体的には「攻め」の対義語が「受け」になる界隈の(以下自粛)
納得です。
背景、私も素晴らしいと思いますよ。
瞳の色も含め、この作品のテーマに「緑」があると思うのですが
非常に美しいですよね。水彩画みたいな景色が広がります。
なかなかないんじゃないかなあ、この表現してる作品は。
で、ポイントなんですけど。
本文中では詳細に言及しなかったのですが
この作品は女性に好まれやすいと思っているのです。
その理由は
主人公や他の男性キャラの言動がどこかしら女性的なこと。
一般的に男性が得意とされている「問題解決型」で見ようとすると混乱すること。
で、原作者さんが女性と知って「やはり!」と思った所存でございます。
そのような理由で、小学生の男の子には
何が面白いのかさっぱりわからないのも無理はないと考える次第です。
あまりおおっぴらに言うのもどうかなと思ってこっそり男女論を忍ばせたつもりの記事でしたが
ローガン様のおかげでぶっちゃけることができました。
コメント、ありがとうございました!
こんにちわ!
まずは主人公についてですが、鬼太郎のオマージュだろうなってところまでは気付いたんですよ。
しかしその先がわからなかった。
なるほど無口で比較的色の薄いキャラだと好きに色付けできるわけですねっ!
具体的には「攻め」の対義語が「受け」になる界隈の(以下自粛)
納得です。
背景、私も素晴らしいと思いますよ。
瞳の色も含め、この作品のテーマに「緑」があると思うのですが
非常に美しいですよね。水彩画みたいな景色が広がります。
なかなかないんじゃないかなあ、この表現してる作品は。
で、ポイントなんですけど。
本文中では詳細に言及しなかったのですが
この作品は女性に好まれやすいと思っているのです。
その理由は
主人公や他の男性キャラの言動がどこかしら女性的なこと。
一般的に男性が得意とされている「問題解決型」で見ようとすると混乱すること。
で、原作者さんが女性と知って「やはり!」と思った所存でございます。
そのような理由で、小学生の男の子には
何が面白いのかさっぱりわからないのも無理はないと考える次第です。
あまりおおっぴらに言うのもどうかなと思ってこっそり男女論を忍ばせたつもりの記事でしたが
ローガン様のおかげでぶっちゃけることができました。
コメント、ありがとうございました!